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supercritical fluid

超臨界流体
名詞

supercritical fluidは、物質が臨界温度と臨界圧力の両方を超えた状態にある物質を指します。この状態では、液体のような高い密度と、気体のような高い拡散性や低い粘性を同時に併せ持っているのが特徴です。そのため、特定の物質を効率的に抽出したり、化学反応の溶媒として利用したりする際に非常に有用な特性を持っています。

物理的特性と実用的な利点

この状態の物質は、圧力や温度をわずかに変化させるだけで、密度や溶解度を大きく調整できるため、精密な制御が可能です。例えば、超臨界二酸化炭素は毒性がなく、環境負荷が低いため、コーヒーからカフェインを除去するプロセスや、香料の抽出などに広く利用されています。液体としての溶解力と気体としての浸透力を兼ね備えているため、従来の溶媒よりも効率的に目的の成分を取り出すことができます。

他の相との違い

通常の液体や気体とは異なり、supercritical fluidには気液界面が存在しません。つまり、液体と気体が混ざり合って一つの均一な相になっている状態です。liquid(液体)が持つ高い溶解力と、gas(気体)が持つ高い移動度という、本来は相反する性質を一つの相で実現している点が、科学的および工業的に極めて重要なポイントとなります。

意味

名詞超臨界流体

臨界点を超える温度および圧力にあり、液体と気体の明確な相の区別が存在しない物質

The researchers used supercritical fluid carbon dioxide as a solvent for the extraction process.

研究者たちは、抽出プロセスの溶媒として超臨界二酸化炭素を使用した。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error